2:肯定的に考える
できるだけポジティブなフィーリングを持ち、楽天的な気持ちで卒煙に望むのがいいでしょう。タバコもまた良し、と思うくらいの寛大な気持ちがあればきっと卒煙は成功します。 いままでタバコを吸ってきた自分を、完全に否定してはいけません。あくまでも卒煙なのです。幼稚園から卒園した後、卒園した幼稚園を否定するでしょうか?決して否定することはありません。自分が成長して、新しいステップを踏み出したと考えてください。自分を成長させてくれた幼稚園を否定するのはナンセンスです。そのため、ここでは「禁煙」ではなく、「卒煙」という言葉を推奨しています。タバコも全く同じと考えてください。自分が成長してタバコを卒業しただけのことであり、自分に様々な経験を与えてくれたタバコを否定してはいけないのです。喫煙も人生経験の一ステップであったと考えるべきでなのです。そう考えることによって、過去も未来も明るくなります。卒煙する意義も非常に高まります。もし過去の経験を完全に否定してしまったら、タバコをやめた未来にも大きな影を落としてしまいます。タバコを吸うあなたも、タバコを吸わないあなたも同じあなたなのです。その両者に本質的な差はありません。
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